毎日使っているヘアブラシ、ちゃんとお手入れしていますか。
私はしていません。ダメじゃん。
4年くらいほったらかしで使っていました。
ある日ふと見てみるとブラシはこんな状態になっていました。
!?!?!?!?!?!?
汚なっ。
こんなブラシで髪の手入れしてもキレイになるわけがない。
というわけで、ブラシの「正しい」お手入れ方法についてご紹介します。
※「正しい」というところがポイントの記事です。ブラシをお掃除する場合には最後までお読みください。
Contents
ブラシに着く汚れの正体
先ほどの写真のように、お手入れを怠ったブラシにはホコリや髪の毛が溜まっていきます。
でも、溜まっているのはそれだけではありません。
フケや皮脂、整髪剤など、様々な汚れがこびりついているのです。
特に皮脂は油分ですので、放っておくと細かいホコリなどを巻き込んでガチガチ・ベタベタになります。
ブラシのお手入れ① 溜まっているホコリを掻き出す
お手入れの一段階目として、まずは溜まってしまった汚れ物を掻き出します。
ブラシ専用のクリーナーがあるので使用します。
こちら、ステンレスが熊手のブラシのようになっていて、ヘアブラシに溜まったホコリや髪の毛を掻き出すことができます。
さっとひと掻き。
ゴッソリ。
汚っ!アンド気持ち良い~
この作業を数回行い、ブラシに溜まっていたホコリや髪の毛を大方取り除くことができました。
汚なっ。
こんなに汚れたブラシで髪のお手入れをしていたのか。
これじゃあくせ毛も収まらんわ。
くせ毛にあったシャンプーやトリートメントを使って、「清潔でキレイな」ブラシで丁寧にブラッシングをすればくせ毛を抑えることができるというのに…。
ブラシのお手入れ② ブラシを洗う
ブラシを洗う前の注意点
溜まっていたホコリと髪の毛を除去したものの、まだブラシには汚れがついているのがわかります。
また、ブラシ部分がなんとなくベタついている感じもあります。
よし!次のステップは水洗いだ!
と、何も考えずにブラシを水につけると大変なことになります。
洗う前に次の段落をお読みください。
水洗いOKのブラシ NGのブラシ
ブラシの種類によっては水洗いNGなものがあります。
水洗いOKのブラシ
問題ありません。水で洗ってさっぱりさせてください。
水洗いNGのブラシ
製品素材の材木によってはそもそも水に弱いものもあります。
むやみに水につけるとカビの原因にもなります。
獣毛が抜けたり、獣毛独特の臭いの原因になります。
どうしても水洗いが必要な場合は、ぬるま湯で軽く洗うだけにしましょう。
洗剤などを使用すると獣毛を傷めてしまうので止めましょう。
絶対に水に濡らしてはいけないわけではないのですが、空気穴から入った水が残ったままだと、カビの原因になることもあります。なるべく水洗いは行わない方法でお手入れしましょう。
もし水で洗うのであれば、陰干しで2日程度かけて中の水切りを完全に行いましょう。
今人気のタングルティーザーは、基本的に水洗いOKですが、コンパクトスタイラーはこの空気穴が空いているタイプなので注意しましょう。
ブラシの洗い方
用意するもの
・洗面器
・重曹または酸素系漂白剤
・タオル
・お掃除用の歯ブラシなど
洗い方
1.洗面器にぬるま湯を入れ、重曹または酸素系漂白剤の粉末タイプを溶かします。
重曹や酸素系漂白剤を使うことで皮脂などの油汚れを浮かせやすく、殺菌効果を得ることも可能です。
2.洗面器の中にブラシを入れ、数時間~一晩浸け置きを行います。
3.ブラシを取り出し、本体に残っている溶けきらなかった汚れを歯ブラシなどで落とします。
4.水道水で全体を洗い、ブラシについたぬめりを流します。
5.タオルで水気を拭き取って完了です。
ブラシのお手入れ おまけ お手入れでしくじった話
いかがでしたか。
ブラシの正しいお手入れ方法がお分かりいただけたかと思います。
ブラシの汚れは小まめに落としてあげるのが、ブラシ自体を長持ちさせることにも繋がりますので、是非日頃からお掃除心がけてください。
さて、私はブラシのお手入れでしくじりました。
またかよ。何やってもしくじるな本当。
覚えていますか。最初の写真。
私が使っていたのは豚毛の獣毛ブラシでした。
にも関わらず、酸素系漂白剤を溶かしたお湯にドボン。
一晩浸け置きしてしまいました。
バカですね~。
見た目キレイにはなりましたよ。
でも、クッサ!
獣毛の嫌~なニオイがもの凄い。これで髪の毛とかしたいと思えない。
しばらく放置してニオイが取れれば良いのだけれど…。